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フコイダンはL-フコースを主構成糖とし、硫酸及びウロン酸に加え、中性糖を有する酸性多糖の一種です。モズクやフトモズクに多量のフコイダンが存在することがわかっています。
フコイダンの特徴は、なんといっても大量の硫酸基です。科学的にいうと、フコイダンは、「硫酸化多糖体」の一種になります。フコイダンにとって、硫酸基がとても大切な成分であるということが、一般に知られるようになりました。フコイダンを抽出するときには、この硫酸基をいかに外さないで抽出するかということが大切になります。フコイダンにとって
必要不可欠な成分である硫酸基は、デリケートな結合をしており、原料の海藻を乾燥させただけでも、結合が外れてしまうといわれているほどです。
フコイダンを含む量は、海域の深いところに繁殖している褐藻類より、浅い海域の褐藻類のほうが多いといわれており、エゾイシゲ属のように岸辺に着生し、少し潮が引けば露出するようはところの褐藻はさらに多くのフコイダンを含んでいます。また、海藻の種類により構成単糖や構造も異なるため、それに伴いフコイダンも様々な構造のものが存在しています。
フコイダンの研究の先駆けはアメリカであり、その後、世界中で研究が進み、論文は各国合わせると100種類を越しております。フコイダンの認知度は、日本よりもアメリカの方がかなり高い結果となっています。アメリカのスーパーマーケットには、加工品のコーナーにヒジキを始め、10種類にも及ぶ海藻が並べられています。
一般的に、フコイダンの必要な条件は、二つあるそうです。
1.フコイダンの純度
2.フコイダンの製法
モズクから摂れるフコイダンは、純度が高く、他の海藻よりも珍重されています。
フコイダンの純度の判断として、硫酸基の結合量が条件を満たしているかどうかです。フコイダンに含まれている硫酸基の結合量が、13%以上なければフコイダンの純度は十分でないといわれています。
低分子フコイダンと高分子フコイダンのどちらが良いのか?
現在、低分子フコイダンと高分子フコイダン、どちらが良いのか意見が分かれています。
フコイダンは、科学的に解明されていない部分があります。低分子、高分子のどちらが良いということに関しての科学的証明や学術論文もありません。
●高分子フコイダンが良いと主張する理由
フコイダンは、低分子だからといって、吸収されやすいわけではない。糖質は二糖類以上だと吸収されない。高分子でも身体の中を通って、吸収が進むと考えられている。フコイダンは、そもそも高分子多糖類といわれるもので多糖類とはL-フコースや硫酸基などの分子が非常に強く結合した壊れにくいものをさす。低分子化するということはフコイダンとしての分子構造式を崩してしまうということになるというもの。
●低分子フコイダンが良いと主張する理由 フコイダンは、そのままでは高分子のままであり、体内で消化吸収される量はわずかで体外へと排出されてしまう。だからフコイダンは低分子化してからだに吸収されるようにしないと意味がないというもの。
高分子フコダイン、低分子フコダインそれぞれにメリットがあるため、「どちらのフコダインが良い」とは一概には言えません。
現時点では、フコダインの成分を壊さない製法かどうかが重要になってくると思われます。
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